スポーツおいて靴選びはとても重要
こんにちは、クラブ代表の宮田です。
今回は、スポーツにおける靴の重要性についてお話します。
適切な靴選びは、足への負担を下げるだけでなく腰やお尻にまで影響が出てきます。
体のダメージを少しでも減らすという事は、故障のリスクを下げることがパフォーマンスの向上にはとても大事です。実際に調子のいい選手や一気に頭角を現す選手は、例外なく故障しない選手が多いい特徴を持っております。
練習でいい動きをしていてもいざというときに故障する選手は、指導者として大事な大会で使うという選択をするときには迷うものです。
スポーツをするときに何を基準に靴を選んだらいいのか?
- 靴底の厚みよりも靴底の溝に注目しましょう
- 足の横幅に合わせた靴選びとモデル選びをしましょう
- 可能な限り足のサイズに近いサイズを選びましょう
- 交換時期は靴底の溝で判断しましょう
①靴底の厚みよりも靴底の溝に注目しましょう
靴を選ぶときに靴底の厚さを見てクッション性が高いと判断されることが多いかと思います。
しかし、重要なのはその部分ではなく地面に足がついたときにいかに靴底が縦と横に広がる(靴底がストレッチ)ことが出来るかが重要になってきます。
これは、靴メーカーの長年の研究によってデータとして出ており、実際に靴底を見ていただくと足のラインに合わせた溝の設計をしているだけでなく、しっかりと溝がついている靴は靴底が浅い特徴を持っております。
ストレッチすることで足へのダメージのかかり具合が大きく変わってきますので足への故障や疲労を少しでも防ぎたい方は、靴底をよく見てショップの店員さんにアドバイスをもらうといいですね。
②足の横幅に合わせた靴選びとモデル選びをしましょう
小学生やジュニア用の靴だと選択の幅が狭まってしまいますが、明日のタイプにもたくさんのタイプがあります。
私の場合は、足の実数値24cmはですが現在は26cmの靴を履いてます。(ちなみにスパイクは27cmです。。。)
縦の長さは少し余ってます。。。
ですが、私にあったモデルがないのも事実なのです。。。
最近では、足の幅が広いモデルも多く出ているのと靴上部の生地もストレッチ性が高いものも多く出ておりますので試し履きをして足に合ったものを選ぶといいですね。
足の横幅があっていない場合の弊害としては、まず疲れやすいといった問題があります。サイズが小さい場合だと特に小指から足の外側の筋肉に無理な圧迫がかかるので疲れやすくなってしまいがちです。
逆に大きすぎると地面を踏ん張ったり、急な動作やブレーキをしたときに無駄な力が入りやすかったり、詰めがうっ血して痛みが出たりなどのリスクが大きくなってしまいます。
靴は、単に長さを見るだけでなく横幅も調べるようにしましょう。
簡単な調べ方としては、靴のラベルに「ワイドモデル」などといったラベルがありますので足の幅が広いお子様などはよくラベルを調べると発見しやすいです。
③可能な限り足のサイズに近いサイズを選びましょう
こちらも先程の内容と重複する部分があるかと思いますが、足への負担面を考えると出来れば+0.5cm~+1.0cmで収まる靴のサイズをお勧めします。
その他にも靴底の溝の形状や素材などはそれぞれ意味を持って設計されています。
例えば、あらゆる角度からの動作にも対応できるグリップ性に優れたものや地面をより強く蹴るために特化した素材と設計をしているモデルまで様々なものがあります。
これは、練習用の靴のみではなく試合などで使うスパイクや試合用のシューズにも共通していることです。
陸上競技のみならずあらゆるスポーツにおいて靴を使用するものに共通するものなので意識して使われることをお勧めします。
④交換時期は靴底の溝で判断しましょう
以上の説明からもわかるように靴の交換は、見た目がボロボロになったところの判断だと間違いなく遅いのです。
重要なのは靴底の溝です。
溝がなくなるタイミングが靴の寿命です。
という事は、前よりも交換頻度は高くなってしまいます。
しかし、靴を使うスポーツにおいて靴に関する考えが甘いとあとで大きなしっぺ返しが待っていますのでお気を付けください。
当クラブがおすすめする小学生以下のお子様(未就学児含む)の靴について
未就学児のお子様向けの小さいサイズ
小学生向けの少し大きめのサイズ
小学高学年から中学生にかけて
最後に
足は、第2の心臓と呼ばれるほど体にとって重要な部分です。
靴選び一つでさまざまな事に大きな違いが生じてきます。たとえば疲労がたまりすぎると貧血になったりすることもあります。(全然関係ないようでちゃんと根拠があることです。)
今回の記事を読んでいただいた方で一人でも多くのお子様・選手の皆さんの靴に対する関心が強くなってくれたらと心から思っております。
当クラブ在籍の方で靴に関するご質問などありましたら代表の宮田までお気軽にご相談ください。