代表の宮田です。
保護者の皆様、日々子育てに奮闘されているかと思います。本当にご苦労様です。ちなみに私もその一人です。現在、6歳の息子と2歳の娘がおります。( 2020年1月時点 )
そんな私にもご苦労様です。(笑
今日は、普段の食事についてお話しできればと思います。保護者の皆様が、苦労されていることかと思います。
今回は、食育に関するお話を視点を変えて行っていきたいと思います。
「食育=命」の教育
いきなり大きなお話かと思ってしまいがちですが、大げさな話ではありません。それだけ重要だということです。なぜなら、食事の本質は「生き物の命を奪う」という行為だからです。食事を軽んじるということは、命を軽く見てしまっていることにつながっていきます。
さらに、人間は欲深くエゴが強い生き物です。よりおいしく食べるために人間の都合で品種改良や体質変化を長い時間をかけて行ってきた歴史があります。
そのため、食事を残さず食べるということは自分たちのために死んでいった生き物への感謝のしるしだと思って子供たちに伝えていくことが大切です。(なんか宗教っぽいですが違います・・・)
こういった教育を勧めていくきっかけは、妻の実家の犬がなくなった時でした。
息子は、その犬が大好きでもう遊ぶことが出来ないのを泣きながら私に話してくれました。とても悲しかったんだと思います。
そういった息子の一面を見るのは初めてだったのでとても複雑な思いでしたが、何よりも息子が心優しい子供に育ってくれていることを親として喜ぶことが出来ました。
このことがあり、息子に食卓に出された食べ物についてお話をする気かが前よりも増え、一時は残さず食べる努力をするようになりました。
なぜこのことが大切なのか・・・
私は以前、畜産関係の仕事をしている関係で生き物の生き死にに遭遇する場面が多くありました。
さらに、家畜の食べ物・世話に関する情報なども多く知ることが出来る中で無意識に人間の欲深さを知ることで食べ物への意識も少しずつ変わっていきました。
私はよく親から農家の方が一生懸命に作った食べ物を粗末にするなとよく叱られていました。ですが、それは実は教育としてあまりよくないように今は思います。
なぜなら食べ物を作るということは、それに対する報酬をもらっており、それを使って生活行うライフスタイルの一つなので教育という観点で考えるとごくごく自然で当たり前のことだからです。
しかし、命に関するお話だと話は違います。これをきっかけに感受性豊かな子供に育つだけでなく、共感力や周りへの思いやりを育むための教育へと派生することができるため命に関する教育はとても重要であり、食育という観点からもとても大切な内容になってきます。
実際に食育を行ってみた感想
今現在もこのような形で子供達には、食べ物を最後まで食べる教育を行っておりますが、幼少期の子供たちは何度教えても実際に行ってほしいときに正しい判断をして、行動できないものです。
失敗や勘違いは日常茶飯事・・・ですが忘れているわけではなく、使い方を理解していないだけなので根気強く何度も同じことを話す必要があると感じました。
人に何かを伝えるということは難しいですね。さらに、私は説得力を上げるために子供たちの前で指摘したことは、自分自身も改善できるように努力しております。
大人でもうまくいかないことがあったりしますね。。。
ですが、長い目で見て伝え続けるということはとても大切になってきますので保護者の皆様、これからも頑張っていきましょう。