【スポーツ生理学】人のエネルギー源ってなに?

皆さんごきげんよう、代表の宮田です。

昨日からブログが投稿されるようになりました。

これからは、練習メニューをボランティアコーチに依頼して宮田は、スポーツや陸上競技に関する情報を提供していこうと思います。

さて今回は、スポーツをする上でのエネルギー源ってどんなものがあるか紹介していきましょう。

これを知っておくことで、日ごろの食事で特に強化しておきたい栄養素や食べ物をしっかりととっていきましょう。

エネルギーってどんな原理で作られているの?

運動するうえで必要なエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれる物質がADP(アデノシン二リン酸)へと分解することで発生するエネルギーを使って運動を行っております。

このエネルギーを作る方法が運動の中身によって違うため、必要な栄養素がそれぞれ違うものを使ったりします。

一般的に短い運動は糖分・長い運動には脂肪といった認識があるかと思いますが、そこにさらにクレアチンリン酸と呼ばれる物質もエネルギー源として使われるようになります。

運動の内容によってこれら3種類の物質を使うことでエネルギーの元となるATPを作ることが出来ます。

それでは、詳しく解説していきましょう。

運動の中身から使われるエネルギー源を分類しましょう

数秒の超短い運動はクレアチンリン酸!

専門的には、ATP-PCr系と呼ばれる分解方法でこれはクレアチンリン酸という物質からATPを作ります。

この分解方法の特徴は分解速度が非常に早く、さらに酸素を使わないという特徴があります。

エネルギー源として使える時間は、数秒~7秒程度になります。

陸上競技だと短距離走のスタート動作・跳躍競技・投擲競技などで使用されるエネルギー源だと言えます。

数十秒の短時間運動は糖分!

次に糖分を使った分解へと移行していきます。

こちらは、解糖系・乳酸系と呼ばれる分解方法となりエネルギー源は、糖分(グルコース)となります。

この分解方法の特徴は、グルコース→ピルビン酸→乳酸→ピルビン酸と物質がいろんなものに変わりながらATPを作り出していきます。

分解速度は早いですが、一度の分解で作られるATPは少ないため長時間使うことが出来ないのが特徴となっております。

分解が間に合わないと体がうまく動かなくなったりします。理論的には、次の脂肪を使ったエネルギーの生成が始まるまでは、エネルギーがない状態なので動かなくなると考えられますね。

陸上競技だと100mの中間~400mまでの競技でよく使われるエネルギーだといえます。

長時間の運動には脂肪!

それでは最後に脂肪を使った分解を使ってエネルギーを生み出していきます。

これは、有酸素系と呼ばれるエネルギーの作り方でATP-PCr系や解糖系と違って分解するときには、酸素が必要となります。

そして、分解をする場所は ATP-PCr系や解糖系 は細胞に対して有酸素系は、ミトコンドリアと呼ばれる器官を使って分解を行います。

これは、血液の中にも含まれている器官で練習の中で刺激を与えることで増やすことも可能です。

陸上競技だと中・長距離走で使われるエネルギーの生み出し方になります。

長距離選手はたくさんの練習量をこなすことで記録を伸ばすことが出来るのもこのミトコンドリアが練習によって刺激され活性化することで起こっているということになります。

それではまとめ・・・

3種類の方法を使ってエネルギーを生み出すわけですが、必要に応じて栄養の補充をしていかないとエネルギー不足で体がうまく動かなくなってしまいます。

日ごろの食事をしっかりと取ることを大切にしていきましょう。

この考え方は、スポーツ全般で使える内容となっておりますのでご自身がされているスポーツに当てはめて使われるといいかと思います。

皆さんのスポーツライフが少しでもいいものになるよう応援しております。

最後に・・・

今回ご紹介した内容は、初めての方でも理解できるように内容をかなり削って書いております。

より深い勉強をされたい方に参考文献をご紹介いたしますので一度読まれるといいかと思います。

そして、今回お話しする内容は研究などの結果から導き出された考えではありますが、今後出てくる最新の研究内容によっては表現が覆る場合がありますので新しい情報を入手する際には、あらかじめご理解の上活用されることをお勧めします。

参考文献